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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 禁断果実〜兄弟恋愛〜2【8/14更新しました!】 ( No.38 )
- 日時: 2013/08/16 00:14
- 名前: ミム (ID: r1bonIQR)
8話 風斗視点
もし戻れるならあの日あの場所に戻りたい。
君とじゃれ合って笑い合っていた日々に———
「キャーーー!!」
たくっ、うるせぇなぁー
どうせまたあいつだろ?
あいつとは橘亮の事だ。
俺はあいつがなぜか嫌いだった。
なんていうか無感情だからだ。
俺はパンを買いに下に降りるとまた橘亮と会った。
「あっ…」
そこには千歳もいた。
千歳はいつもここに昼飯を買いに来る。
だから俺もここに買いに来ていた。
少しでも千歳に会いたくて俺に気付いてほしくて…
その時———
「いってぇー、邪魔なんだよ。」
千歳は人にぶつかると転びそうになった。
俺は急いで駆け寄るとそこには目を疑うような光景で俺の目は支配された。
あの橘亮が————?
橘亮は千歳を抱きかかえると顔が緩んだ気がした。
そしてなぜか千歳が泣いている。
すると橘は何かをつぶやくと千歳を抱きかかえたまま何処かに消えた。
「ッ—————!」
くそっ!
———バーン
思わずそこにあった空き缶を蹴飛ばしてしまった。
あいつらもしかして出来てるのか…?
俺は怒りと悔しさと嫉妬を抱えながら2人の後を追いかけた。
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