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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 禁断果実〜兄弟恋愛〜2【10/4更新】 ( No.63 )
- 日時: 2013/10/05 09:36
- 名前: ミム (ID: TW1Zh9zP)
16話
「着いたぁー!」
私はあの後、亮の自転車の後ろに乗ると2人乗りをして近くにある小さな遊園地に来た。
でも何でここ何だろう?
もっと近くに大きな遊園地あるのに…
疑問を抱えたままチケットを買ってゲートを潜った。
「ねぇ、亮は何乗りたい?」
「んー、適当で。」
「もう、いっつもそうなんだからっ!よしっ、なら乗りまくるぞぉ〜!!」
そう言って私は亮の手を不意に握った。
「あっ…!ごめんっ///」
私は自分がした事に急に恥ずかしくなり、手を離そうとした。
———ギュッ
だけど亮は私の手を離してくれる気配がない。
「亮…//?」
「ほら、行くぞ。」
「ふぇ!?」
いきなり亮に手をひかれ私の心臓はもうはち切れそうだった。
それから私達は遊園地の乗り物を色々乗った。
ジェットコースターにコーヒーカップ。
メリーゴーランドにゴーカート———
そうこうしている間に空はもう暗くなっていた。
だけど———
「わぁぁぁ…」
それと同時に機械の光が輝きだす。
「亮…今日来てよかったね!」
「………」
しかし亮の声が聞こえない。
私は亮の顔を気付かれないように見てみると亮の口は優しく微笑んでいた。
よかった…
本当に今日来てよかった…
何度も心で呟いた。
「アレ乗る?」
「えっ?」
亮が指を指した方へ視線を映してみるとそこには綺麗に輝く観覧車があった。
「そう言えばまだ乗って無かったねっ!行こう!」
そう言って次は私が亮の手をひいた。
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