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Re: ヒーリングKISS(仮……かもしれない←) ( No.16 )
日時: 2013/07/26 19:38
名前: ぴんくのうさぎ ◆v8I1Bhr5SU (ID: EOxiYAsu)

これ投稿したらひとまずお休みします。
まぁ、そこまで開けませんけどね。むしろ変わらず投稿しているかもしれない←
でもメインも更新しないといけないので(;´Д`)
間を開けるとキャラ達にボコられるんですよ←
そういうことなので、よろしくお願いします!

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(……あの人、泣いてた……)

"俺に構うなッッ!!!!”

それは、もろく、触ると壊れてしまいそうなほど悲しい顔だった。
少女は、胸が締め付けられるような感覚に陥った。

「……結局……何も変わってない」

また一人だ。この世界でたった独り。
それがどんなに辛いことかは、自分と、自分と同じ”蝶”達にしか分からないだろう。

「……数年前から藍蝶とも連絡が取れないし」

“藍蝶”とは、少女の唯一無二の親友だった存在だ。
しかし、数年前から連絡が途絶えていた。

「……追いかけたって、逆効果よね。どこかの青春アニメじゃあるまいし」

小さく溜息をつく少女。
少女は気づいていなかった。
後ろから汚れた者達の手が伸びていたということを。



アレンは、町の出口に向かっていた。

「……見られたな、泣き顔……。まぁ、もう会うこともないだろうけどな」

アレンは自分でも驚いていた。人に自分の涙を見せることになろうとは。

静かに門に手をかける。
この町を出ればすぐ大きな森になっており、そこを抜けるとメラノ町につくことができる。
アレンの実力さえあれば、1日もかからず抜けられるだろう。

すると、どこかで聞いたような声が近くで聞こえた。

「……?」

それは角を曲がったあたりから聞こえてくる。何かもめているようだ。

そっとのぞくアレン。そしてすぐに目を見開いた。

(あれは、さっきの……!)

そこには、3人の柄の悪そうな男達と、先程自分の腕をいきなり引っ張ってきた少女がいた。