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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 【参照50!感謝】貴方に愛されたい僕とハナミズキ。 ( No.11 )
- 日時: 2013/08/01 18:36
- 名前: 夕紀 ◆8HAMY6FOAU (ID: 9E/MipmP)
9.
着替えをすませたあたしは、ドアを開けて廊下に出た。
「あ」
「……あ」
すると、迎えの部屋のドアが開いていてそこから奈内くんが枕片手に立っていた。それに、多分彼は寝巻きだ。
「お、おはよう。奈内くん」
「……んー、おもょぅ」
「……」
かっわい!!
『おもょぅ』ってなんだ!可愛いすぎるよ!君は男の子だろう!?しかも、枕持ってってさ……しかも、寝巻き……寝巻きっ!!
「?……どうしたの、樹」
「あ、?!い、や……なんでもない、です」
「ふーん?……ふぁあ」
▼
あのあと一緒にリビングまで行った。
奈内くんは終始欠伸を連続していて、隆弘が呆れていた。
「ご馳走様でした」
「お粗末様でした。食器、洗うから持ってきてよ」
「はーい」
自分の食器を重ね合わせて、キッチンにいる隆弘に持っていく。
ちなみに、奈内くんは眠気に必死に抵抗しながらご飯を頬張っている。
「そういえば、今日、制服取りに行くんだよな。……未來と」
「あ、そういえば」
眠気まなこの奈内くんは、
ついにカクンッと机に頭をぶつけた。
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