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Re: 彼女の前世はシンデレラ【イラストあり】 ( No.150 )
日時: 2013/09/11 20:59
名前: 冬の雫 (ID: lyEr4srX)

Σ おおっ
1000!ゼロが並ぶとなんか嬉しい…(*´∀`*)

…というわけで。
今回はちょっとだけ違うものにしたいと思います!
このあと本編更新します!


◆参照1000感謝記念◆

『前世幼稚園』

───CAST────

〈幼稚園児〉
・木ノ葉
・和歌
・雨
・雪

〈幼稚園の先生〉
・紅葉
・歌和
・小雨
・雪見

─────────


【小悪魔雨くん】


「あーーーーーーーーーっ」

うららかな春に包まれたある日。
『前世幼稚園』に、木ノ葉のそんな幼い声が響いた。

何事か、と小雨は木ノ葉の元へ駆け寄る。


「木ノ葉どうした!?」

「あめがおれのつみきこわしたーー!!」

「(ベタだな……)」


わんわんと喚く木ノ葉を抑えながら、小雨は近くに居る雨へと視線を投げた。

雨はつみきの横で、向こう側を向いて座っている。

「雨ー?なんでつみき壊したんだよ」
「…………」
「木ノ葉がなんか言ったのか?」
「…………」
「(……強情だな…)」

小雨は息をついて、雨の小さな肩に手を置いた。
「ちゃんと謝らなきゃダメだろ?」と優しく言ってみるが、雨は未だに無反応。

(…しょうがない。ちょっと叱ってやるか)

そう思って、雨をこっちに振り向かせようとしたとき。

雨がぽそりと、呟いた。


「……だって、こさめせんせいのこと“ていうのうきすま”っていったんだもん」


「…………………。」


“ていのうきすま”

“低脳キス魔”


小雨は無言でゆらりと立ち上がり、木ノ葉の横に座って、雨と同じように ぽん、と肩に手を置いた。

そして───


「…………。」
「!!いひゃい いひゃい!小雨せんせいなにすんだよーーっ」


木ノ葉の頬を無言でつねった。

「ひゃめろーーっ」
「お前が悪い!!」


───ギャーギャー騒ぐ二人を見て、雨はハッと鼻で笑ったのだった。


(別にそんなこと言ってないんだけどね)


【あっち向いてホイ】


木「あっち向いてーーっ」

雨「ヤだ」

木「え…あっち向けよ」

雨「ヤだよ」

木「あっち向けっつの!」

雨「こっちならいいよ」

木「じゃあこっち向いてーーっ」

雨「やっぱやめた」

木「Σ やめんなや!」

雨「そっちならいいよ」

木「(……絶対またやめるパターンだな…。まいいや)
そっち向いてーーっ」

雨「……」ぷいっ

木「(あ、ホントに向いた

……あ、あれ?)」

雨「………」スタスタ

木「Σ おいーっ 続きは!?ナニ途中で放棄して逃げてんだよ!!」

雨「そっち向いたからいいじゃん」

木「よくねぇーーーっ」




小「何やってんだあいつら……」


陰で見ていた小雨先生。




【あとがき】
感謝記念終了です!
続く…かも?
見てくださってありがとうございました!(*´∀`*)