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Re: 【短編集】愛しい貴方との恋模様。 ( No.29 )
日時: 2014/01/20 22:34
名前: 八田 きいち。 ◆8HAMY6FOAU (ID: HYBdaZWe)




貴方は苦しくないですか。









「好きです。付き合ってください」
その言葉に、胸が締め付けられました。
相手は知らない男の子だったけど、
興味本位にOKしました。


「手、つないでいい?」
その言葉に、胸がきゅんとしました。
暖かい貴方の手は少し汗ばんでいて、
私はちょっと笑ってしまいました。


「次の休み、デートしない?」
その言葉に、少しだけ動揺しました。
だけど断る理由もないから、
私はゆっくり頷きました。


「ねぇ、本当に俺のこと好き?」
その言葉に、ドキッとしました。
私はぎこちなく笑いながら、
当たり前だよと言いました。


「いつになったら、好きって言ってくれるの?」
その言葉に、心を痛めました。
私はうつむいて、
ごめんねと言いました。


「俺はずっと好きだから」
その言葉に、泣きそうになりました。
でも貴方のほうが泣きそうで、
私はぐっと耐えました。


「別れようか」
その言葉に、私は返事ができませんでした。
貴方の顔が見れなくて、
私はずっと顔をあげれませんでした。











なんでこんな暗いんだろうか。
スランプか。