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「姉ちゃんっ！もうやめろよっ！うっとしいって！」

「うさっ！だめよ！ちゃんとお姉ちゃんの話を聞きなさいっ」

パソコンからどなり声が聞こえる。

「あのォ〜・・・高井さん・・・」

私が恐る恐る話かけると

「うわっ！いるかっ！」

と高井が言ったのと同時に画面から声が聞こえた。

「何、あなた。誰？誰なの？どういう関係っ？いいなさいっ」

「ひっ！橋口いるかッス！」

「何、びびってんの？」

何、この人。

いきなりヒステリー起こされてもビビらない方がおかしいでしょ。

「もう姉ちゃんっ切るぞ」

「うさっ！お姉ちゃんはね、うさの事心ｐ——ブチ。」

いきなり高井がチャットを切った。

「今の人・・・誰？」

高井がうつむいたと思うとぼそぼそ言い始めた。

「・・・・・・・姉ちゃん。」