コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: *涙恋華*(実話) 50話更新! ( No.116 )
日時: 2014/01/29 19:57
名前: 絵磨 ◆VRtMSlYWsU (ID: u0Qz.mqu)
参照: 大好きって言いたいだけ

第五十三話『第三者の意見』


その間に私は、


『尋子ありがとう
我慢の限界きたから
言おうとしたこと尋子が言ってくれた(つω・`。)』


尋子に、先程のお礼のLINEを送った。


『なんもだよー( ; ; )
こいつら何よって思った(笑)
今度から私が言うから!
依麻が言ったらきっと元カノがなんだとか
なるじゃん(´・_・`)
任せて!わら』


すぐに尋子から返事が返ってきて、私は感動。
この子、いい子すぎる……!!


『さすがにさ、あれはない(笑)
好きとかどうこうじゃなくさ
私だけじゃなくみんなも見てるし
四組みんなのLINEなのに雰囲気悪くなるからさ。

ありがとう尋子!
もうほんと、感謝しっぱなしだよ』


私は感謝しきれないぐらいの気持ちで、必死にLINEを送る。
するとやはり、すぐ返事が返ってくる訳で。


『まず喧嘩だのどーだの
お前らで解決しろやって思ったしね(笑)

そりゃ不愉快だわ!
私も不愉快だったし!
まぁ謝れるからそこまでばかじゃないと思うし
これから気を付けてくれると思うけどさ?
まぁ期待はしないよ(笑)

なんもだから( ; ; )!
まじふつーのことしたまで!』


ここで私は、ふと思った。
孝仁があそこまで見せつけるようにやるのは、私に好かれてるのが迷惑だから——。
早く諦めさせようとして、あぁやってるのか?


そう思うと、もうそれにしか思えなくなる訳で。


……そうだとしたら、上等じゃないか。


『そうだよね(笑)
あれ見てた人みんな不愉快だったと思う!

なんか孝仁は私を諦めさせようとして見せつけてそうな感じもする(笑)
ただデリカシーないだけかもだけど(笑)

尋子の言ったことが普通の常識だもんね!
ありがとう!』

『だいぶね(笑)
どっちもありそうだなー!
見せつけてる感もあり、
デリカシーないだけって感じもありってかんじ!』


やっぱりか。
第三者から見てもそう思うって事は、やっぱそうなのかな……。


『ね(笑)
あー、なるほど!
周りのこと考えられない人なんですね、ってかんじか(笑)』

『結局なんにしろデリカシーないな(笑)
だめじゃん!』


結局私と尋子のLINEの結論は、『デリカシがーない』という形で終わることになった。


「……はぁ」


尋子には、本当に感謝だ。
私は溜息をつき、そのままクラスのグループLINEを見る。
しかし、孝仁は未だに帰ってこないまま。


「……謎」


私は携帯の画面に向かって、小さく呟く。
そしてそのまま、携帯を布団の方へと投げた。