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Re: *涙恋華*(実話) 50話更新! ( No.128 )
日時: 2014/03/15 17:36
名前: 絵磨 ◆VRtMSlYWsU (ID: ChKdbj6w)
参照: 大好きって言いたいだけ

第五十八話『スクリーンショットの内容』


そう思っていると、


『でも辛いよね、
あっちすぐ泣くもん

何もならないね、解決しない』


美紀ちゃんがそう言っているスクリーンショットがきて。
不覚にもイラッとしてしまった私。
すぐ泣くのは事実だけど、話し合いで泣くほど弱くない……と、強がりたい。


『それほど依麻は好きだったの。
依麻は見せつけられてるようにしか見えないって』

『みっきが悪い、依麻の前でしない。
それでいいんでしょ』

『なげやり?』

『てかこのLINE、依麻みてるでしょ?』


スクリーンショットで見てます。
そして私だけじゃなく、麻里と真枝と加耶も見てます。


『みてねぇよ(笑)
どうやって見んのよ(笑)』

『ううん投げやりじゃない、
みっき見せつけてない』

『でも依麻にはそういう風にしか見えてないの、
依麻の前でそういうことするから』


あゆの説得力のある言葉に、私の胸は少しだけ締め付けられる。
あゆが私の為にここまでやってくれているのに……。


私は、何をやっているんだろう。


『うん、そうだね。
今も好きだもんね

見せないようにする
それで依麻は悲しまない?』

『悲しまない?って聞かれても、
私は依麻じゃないからわからない
自分で考えてみなよ』

『うん考えた、絶対悲しい』

『だよね?
美紀だけじゃなくて周りも悪いんだろうけどね、
周りに言ってもしゃーないから
ミニマムに言ったの』


あゆが私のことも美紀ちゃんのことも周りのことも考え上で、話をまとめてくれている。
そんな所が伝わってきて、私はスクリーンショットを見たまま唇を噛み締めた。


『みっき悪かった
でも何も言わなくても周り気づくよ』

『依麻に何か言うことないの?』


長い長い何枚にもわたるスクリーンショット。
それと同時に、このままなんとか無事に話し合いが終わりそうだな……と思っていた私。


しかし、そう考えていた私が甘かった。


























『ない』


































美紀ちゃんのこの一言で、あゆはブチ切れた。