コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: *涙恋華*(実話) ( No.7 )
- 日時: 2013/09/07 23:40
- 名前: 絵磨 ◆VRtMSlYWsU (ID: YjkuwNYn)
- 参照: 君の中に堕ちていく、
第一話『復縁』
水城依麻、十六歳。
三度の飯より恋が大好き……というより、恋多き女。
失恋回数、十回以上。
歴代の彼氏人数、二人。
そんな私が、大好きだった元彼——里見孝仁くんと復縁した十二月十八日。
あの日、背中を押してくれた由良に一番に報告した。
すると由良も泣いて喜んでくれて——。
二人で、泣きながら笑いあった。
復縁してからも孝仁とは普通に遊んで、ちゃんと連絡も取って——。
クリスマスも、一緒に過ごせた。
孝仁の誕生日にも、携帯カバーをプレゼント出来た。
——そんな幸せいっぱいの日々から、早一か月。
from.孝仁
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バイトおわった
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インフルエンザにかかってダウンしていたその日、私はいつものように孝仁とメールをしていた。
復縁して一ヶ月経った今でも、変わらず私の気持ちは膨らんでいく。
from.依麻
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バイトお疲れ様!\(^^)/
疲れてるのにメールありがとうね、
構ってくれて嬉しい(´- `*)
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from.孝仁
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だまれ
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やっぱり彼はツンデレなんだと確信した瞬間。
そこで理性が爆発した私は、素早く文字を打つ。
from.依麻
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照れちゃってー(´- `*)
もー、やばい、
だいすきすぎるんだけど!(笑)
責任とって笑笑
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「……私は何を言っているんだ」
送った後に、何を送っているんだ自分と後悔。
気持ち悪すぎる、自分。
インフルの熱でテンションがおかしくなってるとはいえ——。
これは、気持ち悪い。
だけどこの冗談も、孝仁はわかってくれるはず。
私はそう、孝仁を信じていた。