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Re: 氷 ( No.620 )
日時: 2013/10/11 18:40
名前: 氷麗 (ID: IGAMlEcf)

落ちると思った。

でも…温かい。

この状況で私を抱きしめているのは誰か。

その答えは1つしかない。

楽だ。

階段の上で抱きしめられて心臓がすごくバクバクする。

「ら、楽…?あっ…」

驚いたせいか少し落ち着いた。

「気を付けろ、ビリビリ。お前ただでさえ危なっかしいんだから。」

「うん…ごめん…」

体が熱い。

「怖かった…」

そう言って私はようやく一歩踏み出せた。

少しだけだけど楽を抱きしめ返せた。