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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 氷 ( No.624 )
- 日時: 2013/10/11 18:59
- 名前: 氷麗 (ID: IGAMlEcf)
>>622
「へっ!?」
再びあのドキドキが舞い戻って来た。
「俺、本気でお前のことが好きだ。」
なにも考えられず咄嗟に基地への階段を駆け上る。
能力を使わないくせが付いてしまっている。
どうせこれは万里花達が考えたサプライズの1つだ。
そう思いながら階段を駆け上がり基地の扉を勢いよく開けた。
でも万里花達は何も知らないようであれは本気だったらしいと気付くのには随分と時間がかかった。
あれは夢だと何度も何度も考え直した。
でもあれはれっきとした事実で私は逃げ場をなくしていた。
あれだけ行きたくなかったもののけ学校の転入も今では今すぐにでも行きたい気分だ。
あれから楽とは顔を合わせられない。
帰りもバイトでも早く終わればいいと願ってばかりだった。
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