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〜・65章　クリスマスパーティー・〜
あれから楽とはろくに話もせずそろそろ2学期を終えそうだ。

あれから例え万里香やカノ達を含めても楽と話をしていない。

「ねぇねぇ、九条ちゃん。かみやんとなにかあった？」

「別に。どうしてそう思った？」

「誕生会の時から2人ともおかしいですよ？
貴方がなにをなさろうと気にしませんが楽様まで巻き込まれると気にせざるを得ないではありませんか。」

「その…楽に…」

一度は言おうとしてしまったが辛うじて踏みとどまった。

「色々あったんだよ。」

「むぅ…」

むくれた万里香を放ってカノが気を利かせる様に話題を転換させる。

「それよりお別れ会を兼ねてクリスマスパーティーをやろうと思うんだけどどう？」

それを聞いてまず思ったのが皆が集まること。

「楽も呼ぶんだよね…」

いやでも会話をしなければいけない。

「あったり前でしょう!!」

「楽様がいらっしゃらなければ私が行く意味がありませんわ。」

「そこまで言わなくても…でも私のお別れ会と言う事は私も行かなくてはいけないのだろうな。」

お別れ…もうそんな時期か…

カノが私の表情をうかがってどんどん決める。

「じゃあ確か九条ちゃんはクリスマスだから日時はイブでいいよね。」

…はっきりさせないとな…