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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 氷 ( No.654 )
- 日時: 2013/10/12 22:02
- 名前: 氷麗 (ID: W/.Oe74D)
〜・67章 ケダ高の歓迎会と制度・〜
「よっ、ダメウサギ」
「右京、前から思うのだがその減らず口黙らせた方がいいぞ。」
そんな軽口をたたけるほどには仲良くなった。
歓迎会自体はと言うと皆が私の為に頑張ってくれたから楽しかった。
こう言った集まりがどこか懐かしかった。
携帯電話はここは圏外だから使えないかもと思っていたが能力を使用すれば使える。
「どうしたの、ひーちゃん。」
「なんでもない。っていうかそのひーちゃんって言うのそろそろやめてくれないか?」
「え〜、じゃあ九条ちゃんは?」
・・・九条ちゃん・・・
「九条ちゃん?」
「えっ、ああ…それでいい。」
そういって相槌を適当に打つと鈴々が割り込んできた。
「緋真姫、いい加減ケダ高には慣れました?」
「まだあんまり。でもなんか楽しいな…」
懐かしくて…
なにか大切なことを忘れてしまったような、そんな気分だ。
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