コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

プロローグ ( No.1 )
日時: 2014/09/30 23:30
名前: ゴマ猫 (ID: /..WfHud)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=view&no=32225

「約束だよ?」

「うん、約束だな」

 冬の透き通った青空の下、白い息をはきながら2人で約束をした。
小さな公園で、小さな2人がした淡く儚い約束。

 その約束を果たせるかなんてわからないけど、その頃は、今という時に2人で居られる事が何よりも大事な事だった。

 10年後の未来はどうなってるだろう?
 ぼやけた景色の中に置いてきぼりにした約束。

 記憶の片隅にある、その人物はいつまでも一緒にいたいと思える人だった。