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- Re: 【第4話更新】依頼屋ストロギア【6話から幽霊屋敷編デス】 ( No.10 )
- 日時: 2013/11/04 22:25
- 名前: 空銃 (ID: NHSXMCvT)
第5話
チーム編成は、こうだ。
幽霊屋敷探索チーム 水龍撃退チーム
リーダー 一条 桜 リーダー 赤城 蓮
メンバー 水樹 凛 メンバー 神凪 慎
空野 誠 鈴鳴 楓
大神 仁 白石 玲華
俺は水龍撃退チームだ。
少し怖いが、蓮や楓、玲華もいる事だ。大丈夫だろう。
「え、俺が幽霊屋敷探索チームか……?」
誠が言う。誰が見てもすぐに分かるくらい怯えている。
怖いものが苦手なのだろう。
それを見て、凛、楓、そして玲華が笑いながら誠に一言ずつ言った。
「え、誠って怖いの嫌いなの? だいじょぶだいじょぶ! 頑張ろ!」
「誠、幽霊なんか信じとるん? そんなんいないに決まっとるやん!」
「幽霊の女の子と恋に落ちるかもね! 楽しみねー」
すると誠が一言、
「俺は怖くて震えてるんじゃない! 武者震いだ! 怖いのなんて全然平気だし、幽霊なんて信じてない! 仮にいたとしても、幽霊の女と恋に落ちる気なんて、これっぽっちもない!」
先程の女子3人は大笑い、仁も笑いを堪え、桜も微笑んでいる。
連まで大声で笑っているし、俺も恥ずかしがる誠の顔を見て、耐えられなくなった。
「ハッハッハッハ! ま、まぁ早く依頼を終わらせよう! じゃあ、目的地に自分の依頼場所をセットして」
俺は連に言われた通り、さっきもらった時計を操作し、海底の洞窟を目的地にセットした。
ここが、水龍を撃退するための場所か。
話は変わるが、時計の赤いボタンは世界を移動する為のもの、青いボタンは目的地に移動するものだ。
「じゃあ、行きますか! 無事、みんな帰ってこような」
連の言葉に皆頷き、皆は一斉に青いボタンを押した。
すると、俺や他の皆の体は白い光に包まれ、消えた。
ここから、俺の初めての依頼が始まる。