コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 意地悪彼女とツンデレ彼氏の恋日記。【150突破あざます!】 ( No.24 )
- 日時: 2014/01/26 17:27
- 名前: 八田 きいち。 ◆8HAMY6FOAU (ID: we6cvIg7)
「はろー、ないすとぅみーとぅー!」
「うわぁ、……お前、発音へったくそだな」
「しっつれーな!これもリア充の余裕なのか?!」
ぐおー!と、ほとんど発作的に玲二(れいじ)が叫ぶ。
それをうるせぇ、と教師に一括されしぶしぶ現実に戻ってくる玲二相手にため息をついた。
英語の対話授業で、俺は最近仲良くなった高野 玲二(たかの れいじ)と組んでいた。玲二はいい奴だ。ちょっと、あれなやつだがクラスでも男女関係なく仲がいい。……真月なんかともよく話しているのを見かける。
「?どした、涼。眉間にしわがよってんぞー」
「!、え、いや。なんでもない」
指摘されて、慌てて否定する。
こんなことでヤキモチ焼いてたら、
また真月を困らせちゃうし。
この前のことを考えると気分が沈む。
結局、真月の誤解も解けたけどあんな子供みたいにヤキモチやきまくったって、真月はいろんなやつと仲良いし、男子とも必然的に話す機会だって多くなるだろうし。
「おーい?涼?おまえ、どしたよ。真月ちゃんとは仲直りしたんだろー?」
「したけど……いや、なんか俺、子供だなぁって」
「……それは外見的に?」
「舐めてんのか、内面的だ……いや、それもやだけどさ」
玲二はうーん腕を組んで、何か考えている。
先生の目があるから俺はさも教科書を読んでいるように顔を教科書に向ける。
まあ、と玲二がつぶやいた。
「あれだな、お前。真月ちゃんにヤキモチ焼いて子供っぽいよな、俺って落ち込んでるんだろ?」
「……ん、うん。まあ」
今でこそリア充爆発しろと発狂してる玲二だけど、こいつはモテるし恋愛経験なんかはおれの友達の中でも多い。よくこいつには真月の相談に乗ってもらっていた。
「別にヤキモチ焼いていいじゃん。それは子供っぽいとは言わねーよ」
「え?そうか……?」
「おう、好きなやつにヤキモチ焼いたりするのは当たり前だって。それはそいつがそれほど好きだってことだろ?」
「……ぅん」
好きなやつ。
うん。恥ずかしい。
「……別にヤキモチ焼いていいじゃん。真月ちゃんだって嬉しかっただろーよ」
「真月が……?んなわけ、あるか」
「まあ、それは定かではないがな。あのポーカーフェイスにはビビるぜ」
「……そうかな。そんなに?」
「まあ、最近は柔らかいと思うけどな。お前と付き合ってから」
「え?!そ、そうかな」
「……おい。しねよリア充」
「酷いだろ?!しねって言うなよっ!」
だけど、まあ。
「うん。ありがとな、玲二」
「……別に。俺はお前らカップルは好きだからな」
玲二が友達で良かった。
そう思った英語の時間。
そのあと、俺らの課題が人より2倍くらいになっていたのはそういうことだ。
ヤキモチ焼きの僕は。後日談end
『好きなやつにはヤキモチ焼いて当然だろ』
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玲二くんやっとだせたっ!
よかった!
なんかキャラ定まってねーのぉ(´・ω・`)
文才がないからだな。ちくしょぉぅうう