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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 秘密 ( No.150 )
- 日時: 2014/01/02 00:29
- 名前: 雪 (ID: N1KBaRht)
〜・行間・〜
秘密基地は相変わらずの面子がそろっている。
マリー、ケイ、そしてアリス。
「リン…来ないね…」
「やっぱりああいう態度をとってからじゃ顔を出しにくいんじゃないの?」
「そうかもしれませんね…」
各々の意見を言い合う。
そう言う事もあるという事は知っている。
けれどそれが分かっていても少し落ち着かない。
「ちょっと歌ってくる。」
カタカタと足踏みすると押さえられなくなったように音をたて外へ歩を進める。
海が見える展望台。
左側を見ると階段が下に続いていてそこもまた広く展望台の様になっている。
階段を下りても下りなくても眺めは最高だ。
気持ちいい…
♪-♪-
歌えば嫌なことは忘れられる。
これのせいで今まで何人にも笑われたことがある。
ここのことは知らないがアリスは毎日基地で歌っているがまた気が向いた時には海で歌ったりもする。
変だってことも分かっている。
でもやめたくはなかった。
やめたら…もう…何も残んないから…
そう思っていた。
振り返るとリンが立っていた。
にっこり笑うとリンは気まずそうに小さく下を向いた。
でも…そんなこと無かった。
今やめても…こんなにも沢山のものが残ってる…!
「おかえり、リン。」
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