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Re: フライパンの上に魔女1人! ( No.23 )
日時: 2013/11/17 10:58
名前: 環奈 ◆8DJG7S.Zq. (ID: qdhAso1A)
参照: あらためて フラ魔女第五話 行きまーす!

toティアレ

(ムリンカすごすぎっ!!)
あたしは思わず、テレパシーを使ってしまった

なんとなくマヤ先生から突き刺さるような視線を覚えた

(あっ!)
授業中は、テレパシー厳禁 でも何回か使ってたけど・・・

「今ならったところがわかっているか当てます」
とマヤ先生 にっこり笑顔

「ではティアレさん」
皮肉たっぷりにマヤ先生が、冷笑を浮かべる

「ホウキ降下所は、魔界内でいくつあるでしょう」
(はあ?そんなの知るわけないじゃん)

ムリンカがテレパシーで返してくる

「えーっと 666個」
あたしがテキトーに答えると

「正解です」
と、マヤ先生悔しそうにあたしを座らせる

(よっしゃ!)
あたし、心の中で拍車をかける

(666が魔女師の数字で888が魔術師の数字って 分かってりゃ数字問題なんて全部こっちでは666 魔術師では888なんだよ)
ムリンカから、疎ましそうなテレパシーと目線が・・

(ムリンカっ!今授業中・)

「では、今日の授業は終わり!次は魔法大会」
マヤ先生は投げ捨てたように魔女を置いて、更衣室まで行っちゃった

「おーい ティアレ〜」
(まったく…デリカシーが!!)

あっー——

すっかり忘れてたけどあたしは メイリーと、ムリンカがどうして授業に遅れたかが気になってたのだ

「ねえ、」
とムリンカの元へ一歩歩き出そうとしたとき 一人の女の子に腕を絡められ 止められた
「なに?」
あたしが振り向くと 背がちっちゃい円らな瞳で可愛い子

「わたし ラナっていうの」
その後ろから

「ウチは カコセ」
(ん?)
「ティアレ〜」
そっちからはユキも

「大変なのぉ…あのねぇ、他クラのセイラちゃんとメイリーちゃん同時消えだって!だからムリンカちゃんも 消えかけだったのかなぁって」

「セイラが?!…メイリーが?」
人間界に消えたメイリー 今にこのクラスまで知られてたんだ!!
しかも 連なって ラナの急な発言に驚きの気持ち

「で、ユキはどうしたの?」
切羽詰まった気持ちで あたしが問うと

「おんなじよ!今すぐカコセとラナとユキとあんたで ムリンカに乗り込むよ!」
ユキも意気込んでいう

「わたくしもご一緒しますわ」
コトノ! わたくしはご一緒しませんわ!!代わりに行って!助けて!

「では わたしも!」
取り巻きの1人 ルリカが 手を上げる それ以外の取り巻きは取り残される

「じゃ、ユキとカコセとラナとコトノとルリカとティアレで乗り込むわよ!」
ユキ、なぜかたくさんの女子を仕切ってます

ほとんどAクラの女子が集まったところで

そこに どうしても空気の読めない 同じくAクラの4級魔女がやってきた

「みんな、どしたの?」

ムリンカだ—————…