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Re: フライパンの上に魔女1人! ( No.28 )
日時: 2013/11/17 14:43
名前: 環奈 ◆8DJG7S.Zq. (ID: qdhAso1A)
参照: あらためて フラ魔女第五話 行きまーす!

toムリンカ

「もっと人出が欲しいわね」
ユキ、あたしのこと 無視っ?!

「お気の毒!」
ティアレが、あたしに耳打ちする

「人出?」
ラナが首をかしげる

「そ。じゃ、ムリンカ あんたの妹 連れてきなさいよ」
いきなりユキが振り返ってあたしに言った

「え?…コレット?」
しろどもどろになりながら あたしはユキに肩を押される

「え、え…ちょっと」
あたしが 反抗的な態度を向けてユキを睨むと、ユキが当たり前のように言った

「あんたの双子の妹でしょ?・・似てないけどさ 一応いっしょにくらしてんだし」

キッ——・・・

一応?・・・・・

「あんたっ——…」
あたしが 熱気を帯びて 手を出そうとするとティアレがとめた

「ムリンカ、行くよ」

自分の気持ちは自分にしかわからない

でも ティアレならわかる——あたしの気持ち

——
toカコセ

「行っちゃった」
うちが、哀しくなって漏らす

「ユキ、言いすぎなんじゃないですの?」
コトノも、消えたムリンカを気の毒だ と見つめる

「おいジュライ おまえも聞いたか?」
セイヤが A組から C組まっで走っていく

「ねえ、ちょっと ムリンカちゃんを探しに行こうよぉ…」
ラナが 目を伏せた

「…っ、わたし 謝ってくる」
ユキが、みんなの先頭で 廊下へ歩き出す

(どう、なってるの)

うちには 何もわからなかった


ただ 今わかる

時の流れが 混乱してるの…かもね

今 時間軸がずれたのかも…ね

うちの力・・

うちの時を操る力・・

役だつ かな