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Re: 記憶を詠う魔女 ( No.34 )
日時: 2013/11/17 17:17
名前: 環奈 ◆8DJG7S.Zq. (ID: qdhAso1A)
参照: 44

toムリンカ

一応休み時間は終わっているので、あたしたちの一行は 教室に戻った

が、ほとんどクラスには誰も居なくて、数人女子と 真面目な男子が残っている程度だった

「じゃ みんな集まって」
先生がいないのを良いことに ユキの机に全員集まる

「ちょっと人数が多いから、二つに分けよ」
ユキが 言った

「え?さっき人出が足りないt「まあさっきはさっきよ」
ユキがあたしのいうコトを遮って言った

「今くじが出来たから、このくじでやるわよ 割り箸ね?先に赤色が塗ってあったら赤チーム 青色に塗ってあったら青チーム 」
と言って、全部、色がついている方を、隠すようにして ユキが持つ

「じゃ 持つよ」
ユキの声にこたえ 全員が選び始める
(どれにしよっかな〜)
あたしは迷いながら見ていたが…

「じゃ、ムリンカそれね」
最後1本 余ったのがあたしのになったようだった

「えー」
別に 嫌じゃなかった

だって 残り物には福があるって言うじゃない!!
「違うよ  ムリンカ 早とちりすると福がある の間違え」
カコセが 笑って言った

えーっ

「じゃ、いっせーので で引くよ?」
ユキが言う

『いっせーのーで!!』
教室に、元気いっぱいな現役魔女っ子の声が響いた

—————
その割り箸の先は赤に染まっても 青に染まってもいなかった

「え!!」
あたしが思わず声をだすが みんなは

「うち、青…」
とカコセが気弱に言う

「わたしも青 よかった カコセと一緒で…」
とラナも続けて気弱に言う

(わー 青チームは気弱なふたりがしんぱいだな)
とあたしが思った反面赤チームは、

「ユキは赤なんだけど?他はだれ?」
とユキちゃんに

「わたくしが赤ですの」
とコトノ

「わたしも」
とすまし顔でコレット

「わたしも」
ついさっきまで全然しゃべっていなかった(作者が忘れてたから)ルリカも赤チームの様だ

なんかフクザツな赤チームである

「あのーユキちゃん、、あたし何もついてないんだけど 青で良いんだよね?」
ユキ、コレット、コトノ、コトノの取り巻きのルリカで 4人
あたし、ティアレ、ラナ、カコセの4人

全員で8人だということは 4人4人で2チームできる計算になる

「ええ それでいいけど。なあんだ ムリンカがリーダーか」
と ニカッとユキが笑う

「りーだー?」
あたしが聞き返すと

「そ。青でも赤でもない人は リーダーなの。わたしが ちゃーんと1つをそうなるように作ったの くじだから みんなリーダーについて恨みっこなし でしょ?」
ユキが、舌を出して にっこり笑う

「ええー」
リーダー…響きは良いけど実際とくに・・

(で、あたしは 青チームか・・)
別にどちらでも良かったので はあ と息をつく

「よかった ムリンカと一緒で」
よこで ティアレがつぶやいた

なんで?と言うまえに ユキが言った

「じゃ、チームを二つに分けた理由を説明するから!! まずは、赤チーム青チーム どちらともチーム名付けよ! 各チームで相談っ!」

(えー チーム名?)