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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 魔女のフライパン −闇を救う末裔ー ( No.90 )
- 日時: 2013/12/10 15:49
- 名前: 環奈 ◆8DJG7S.Zq. (ID: qdhAso1A)
第十八 【彩】
toムリンカ
「俺も、おまえらの 故郷とやらに連れて行ってほしい」
セイヤが言う
「いいだろう」
レンが満足そうにうなずく
「行くぞ」
セイヤが、立ち上がり、全てを片づけ始める。
「おまえは、惣菜とか全部入れろ。すぐにテントもしまう!」
そう言い切ると、セイヤは、無表情で一騎に何もかもこなし・・・・・
走り出す。
そしてその、静けささえ眠る。……
レンとコレットと
そしてその風は…そして青い空は??
ねえ、待っててよね。ラナ、キーチ……
そして、お母さん、お父さん
ティアレ!カコセ!!
友達を巡って 地球を回る。
「ボクの魔法で 行くぞ」
走り出したセイヤの服を引っ張って にたっと笑う。
「しかも、姿は見せられないんだから、透明人間で行くのよ」
と、コレットも笑う
「どうしてだ?」
セイヤが言うと
「だ、だって、あ、あたしたちはもう火事で他界したことになってるんだから…」
と 自然と目を伏せると セイヤが言った
「なんでだ。お母さんたちだって、いくら他界した。とは言え、あえたら嬉しいぜ。顔もなんも覚えてないかもしれないけど、透明人間で行く方がカッコ悪いぞ。 たぶん おまえらの母さんだって亡霊だって、勘違いする。」
「そんなこともない!ボクらは、本当に小さい時に死んだんだよ」
レンがいいはる
「何を意に沿わない言葉言ってんだよ!!おまえ死んでねーだろ。そんな嘘、おまえらの母さんだって信じてねえよ。」
ちょっと息を整えたあと、セイヤが言った
「普通にインターフォン押して、雄貴です 柚葵です 柚琶です って言う勇気見せろよ!!」
「……とにかく、故郷へと 移動しましょう」
セイヤのアツい演説に二人とも折れたようだ
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