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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 今、あなたに声が届いたら。 ( No.16 )
- 日時: 2014/01/09 19:29
- 名前: あんず ◆zaJDvpDzf6 (ID: y9FxUFsG)
どうも!
更新しますです!(`・∀・´)キリッ
3話 『始まりの日』
──そう、それはあの日に始まった。
ピピピピピピピピピピ……
暖かな布団の中に、
死刑宣告のような目覚まし時計の音か響く。
半分寝ぼけ気味の目を開き、近くにある目覚まし時計を
バシッと乱暴に叩いて止める。
(これでまた夢の中──)
「紫愛!紫愛!起きなさーい!」
また寝入ろうとした時、今度はお母さんの怒鳴り声。
これ以上寝ていると、多分布団を引き剥がしに来るに違いない。
仕方なしに、私はモソモソと体を起こした。
何となく眠くて重い体を伸びをして起こす。
目を擦りながら壁にかけた制服を手に取り、
ひんやりとしたシャツに腕を通した。
準備が終わった私は、朝食を食べに一階へと降りる。
まだ暖房をつけていないらしく、
冷気が体にまとわりつく様な感じがした。
(うう、今日も寒い……)
「おはよー、お母さん。」
リビングと隣り合わせのキッチンにいる、
料理中のお母さんは私の方を振り向いて笑った。
「おはよ、紫愛。」
お母さんは外見がけっこう若くて、
三十代前半、などと言われるくらいだ。
私にとっても、自慢の母である。
お父さんはもう行ったらしく、
出しっぱなしの新聞とコップが置いてあった。
*******
一旦ストップ(^^ゞ
では、また。
good-bye☆
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