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Re: 捨てられロボットとひねくれ修理屋。【第5話更新!】 ( No.14 )
日時: 2013/11/27 21:36
名前: 帝 ◆qZFKl2dobU (ID: TaHLTR3K)

きーは様
またまたコメント、ありがとうございます!
ユキ……誰なんでしょう←

**

□第6話■ 

「……ん、直ったぞ」

とりあえず、プログラムも外装も直った。
これで、心配はない。
はは、自分の才能が怖い……なんてな。

「ありがとうございます」

スノーはぺこりとお辞儀をすると、首を傾げた。

「……どうしましょう」
「どうしたんだ?」
「これから……どうすれば……」

ああそうか。住む場所……
何なら俺の家でもいいんだがなぁ……

「……とりあえず、お世話になりました。では」

スノーは、徐に立ち上がり、ドアに手を掛けた。

「……待て……ッ……ユキ……」

……え?
ど、どういう事だ……?
体が勝手に動いた。
俺は、スノーの手を握り締めていた。

「どうかしましたか?」 

スノーは、首を傾げると言った。

「行くな……」

自分でも思いもしなかったような言葉が飛び出す。
どうしたんだ……?

「え……?」

そうか。
コイツは、”ユキ“にそっくりなんだもんなぁ。

たとえ、ユキじゃないとしても……
たとえ、ロボットだとしても……

見た目は、ユキだから……

もう少しだけ、そばに居させてくれ……ユキ……。