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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 琥珀ノ末裔 *泣きたくない* ( No.100 )
- 日時: 2014/01/25 11:36
- 名前: 瑠々奈 (ID: qdhAso1A)
琥珀ノ夢囚物語
昔の世界には、朱色の種族と藍色の種族が住んでいた
その種族らは、自分の種族の守り神として、石っころを一つ持っていた。
朱色の種族は琥珀
藍色の種族は藍晶
そんな宝石を持っていた
その宝石は、光を放ち、自分の種族の元へ継いだすのだ。
朱色の種族はさらに強くなり、藍色の種族はさらに強くなった。
陰陽術と魔道術を扱う者たちに、未来で世界が壊れる日が来ると予言する 予知術師という特別な者が居た。
その者は、紅色の種族で、珊瑚という宝石を持つ、いわゆる貴族に分類したものだった。
王国の王も、その者の言葉を信じ、朱色の種族と藍色の種族を貶してきた。
一部には、それを反対し、朱色と藍色の種族に味方する者もいた。
朱色と藍色の種族は、実力こそは素晴らしいのに、嫌われてもいたのだ
予知術師は、将来、今、世を騒がす 藍色の種族が、世界を滅ぼす。
と予言した
それを防げるのは、今、世を騒がす 朱色の種族だけだと言った。
それも、特別な、直に朱色と光りと琥珀の力を持つ者と。
「アイト・アイシュ・ユウユ・ノゾミ・ミコト・アサギ・サギリ」
この者だけが、朱色の種族の、特別な者
——琥珀ノ末裔——だと、予知術師は言った。
だけど、予知術師はこうも言った
「アイト・アイシュ・ユウユ・ノゾミ・ミコト・アサギ・サギリの中に 裏切者が居る」
と、
その中の誰かひとりは、琥珀の力を持っていない。
陰陽師だと偽るが、実の力は最強魔術師である誰か
その七人が集まった時、その世界が破滅することはなくなる。
だが、その七人のうちの、誰かひとり。
そのひとりの裏切者は、その世界を破壊させることが可能である
予知術師はそう言った。
予知術師の言葉は、合っていなくたとしても、その言葉は、信じなき者と信じる者で別れるだろう。
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