コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 琥珀ノ末裔 *泣きたくない* ( No.108 )
- 日時: 2014/01/31 21:58
- 名前: 柚菜 (ID: qdhAso1A)
(*・ω・)ノ●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●〇●
to遥
「大丈夫でしょうか…?」
ティンクが心配そうにあたしの後ろから顔をニョッキリだした。
「大丈夫、じゃなさそうだよ…」
ガタガタ震えるティンクを抱きかかえつつ、あたしも声を震わせる
だって 怖すぎるよ。 超級並のゴーストハウス(意味不明)みたいで。
何にも、一本しか道がないもんだから 帰るのも行くのも迷いは無いけど、ずっと一本道だから、終わりがない道とか言われたら困る。
「ばっかねえ。 黎命の紙が嘘でない限り 此処に矢印が向いたんだから終わりはあるわよ」
ウララノが言うと、ルリナが釘を刺した
「バカはあんた。この怖いトコで けな気で可憐でか弱い女子が怖がってるっつーのに バカ野郎男子が叫ぶんじゃないよ」
ルリナさん キツイデス
「あたしが男子ですって?貴方なんて、野草の生えてる野っ原で走り回ってる貧乏お子様よ!」
また 始まっちゃいました。何とかしてください
そんな目で ユキヤを見るが、全く聞いた様子もなく。
「…あ、あそこに光り見えない?」
あたしが話題を変えようと テキトーに 向こうを指差す
「え?…んんっ?!本当です!やっぱり終わりはあったんですね〜」
と、ニコニコ笑うティンクに、ウララノが言った。
「分からないわよ? いつになってもその光へたどり着けない っていう話もあるから」
と言うと…おまけが後ろから…
はあ、やっぱり
「ばっかねえ そんなバカ話信じてどうすんのよ?」
「あーら!あなたには読書ということと無縁の貧乏生活だったのねえ。可哀想に」
ウララノ きついよ。
しかもさっきから 貧乏貧乏つって。……別に、図書館行けばいいと思うんだけど。
0円で本が読めるってわけじゃないけどさあー!
「嘘には見えないだろ。だって さっきより光が濃く見える」
ユキヤ様!ナイスファロー じゃなくて ナイスフォロー!!
んんっ?ホロー…じゃなくてフォローはしてないか!