コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: 琥珀ノ末裔 *紫水晶* ( No.28 )
日時: 2013/12/16 20:26
名前: 環奈 ◆8DJG7S.Zq. (ID: qdhAso1A)

「…あの落ちこぼれギルドも、よくここまで成長したものだな…」

「…クララギ様、あやつらは、ただ者ではありません……おそらく、あの中の誰かが、黒魔法をかけられており 誰かが 誰かが」
と、そいつは言いよどんだ。

「…琥珀ノ末裔、だとでも?」
クララギが、嘲笑うように言った。

「いくら黒魔法ども、私の目の前であやつらは琥珀ノ欠片石を持ったが何も起こらなかったのだ。私より魔力の強いものでは無ければそれはできぬ」
クララギは そういうと、外へ出た。

「どこへ行くのですか。」

「……そうだな。過去之図書館へ、行きたいね」

Re: 琥珀ノ末裔 *紫水晶* ( No.29 )
日時: 2013/12/14 19:49
名前: 環奈 ◆8DJG7S.Zq. (ID: qdhAso1A)
参照: http://オリキャラ募集は、しない。そんなので人集めるなんて卑怯

「ティンクを、追放…だと?」
カイが、目を白黒させた

「私は、賛成です」
と、ハルカが言い放った

「おい、ハルカ…」
カイが、ティンクを庇うが…

「たとえ何があったとしても、式神などという陰陽道を、人に使わせてはならないのです。だから「おまえもいい加減にしろ。」

と、カイは冷たく言うと、アサギを見た。

「どうしてアサギは、ティンクを追放したいのか。聞いていないな。」
すると・・

「ティンクは、あいつは———」
拳を震えさせながら、アサギがポツリと話し始めた。

——
「…トキとハルキ?…」
感覚が鈍っていてよくわからない。

みてみれば、戸を爆発的に開放したトキとハルキの涼しい笑顔しか見られない

「…ああ。脱出したかったらすればいい。」
と、涼しい顔でトキがいい、

「大サービスだぞ。ま、リセナ先生が、鍵かけ忘れてるトコ発見したんで、戸の裏で、開かないように、抑えてたんだ。」
と、ハルキが、笑った。

「…誰?」
カイトが、布団から起きていた。

「朽葉之実ギルドの方よ。六年生で、と」
トキと…ハルキと言おうと思った時に、さえぎってハルキが、カイトの前に躍り出た

「俺がハルキ、こっちが」

「トキだ」
と。

「ボクは、カイト。一応、海ノ紺碧ギルドなんだ。」
と、ミコトに会ったときと、同じ挨拶を交わした。

「一応?」
トキが顔を顰める。

「そう。一応。ボクは、ミコトと同じ、小五なんだ。とはいっても飛び級だけどね。身体が弱いから、あまり ギルドの部屋にはいないし、第一活動もあまりできてないんだ だいたい保健室に居るから 宜しく」
という

「ふ〜ん、やけに元気そうだな。じゃ、さっさと脱出しようぜ」

「…ありがたい」
私は、ふたりに礼すると、すぐにその場から立ち去る。
そして、ミコトを先頭に、保健室から逃亡((笑))した。
———
医務室は 一階

翡翠の間や、瓶覗の間は、三階だから、そこまで階段を登らなくてはならない。
大変だ。

けど、トキや、ハルキは四階っていうし、カイトは同じ三階でも、東側の遠くだから結構距離がある

とりあいず、翡翠の間に顔を出そう。そう思い、ミコトは翡翠の間の前までやってきた。

さあ、入ろう。でも、中から声が聞こえてきて、少しためらった。

盗み聞きはよくない。が、深刻そうな空気を読みとった。

ミコトは、戸に顔を押し付け、耳をすました。
戸の奥から聞こえてくる、声 その内容は、恐ろしすぎた。

腰が抜ける

力が抜けてくる

しゃがみ込む

それでも聞こえてくるけれど、その声からは逃げられない
そんな気がした

それでも耳をふさいで、神経を研ぎ澄ませ ほかのコトに目を向けるようにして。
聴かないように その内容の意味が解らないように

恐ろしすぎる

恐ろしい

怖い

何が起きるか そう思うと

怖い

これから 自分はどうなるの?

糸がプツリと切れたように、ミコトは気を失った