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「…ふわわ」
結局、窓から飛び出してミコトの魔力で飛んで帰ることにした。
あれもこれも怖がったサギリのおかげである。

「…あ！」
サギリが大きな声を出した。

「どうしたの？」
空を飛びつつも、ハルカが眠たそうにサギリを見た。

「…あのさ、ミコトさん、置手紙、置いとくの忘れました」
と、てへっと舌を出すサギリにミコトがキレた

「あれ、とっても高級な瑠璃便箋だったのに！！ちょっと！　お・き・て・が・みなのに…」
何気に　お・も・て・な・しに聞こえるのが…「ハルカ様は黙っててください！」

「ひえぇ！はい！」
遥も怯えます。

「お・き　部分があるのに！　お・き・て・が・みの意味がないじゃないですか！！」
と言うと、ミコト、袂から一つの小さな立方体の真っ黒なものを出して…

「ばくはーつ！」

「はあ？」

ドカー—————————ン！！！！

得体しれぬ黒い物体が断末魔の悲鳴を上げた((更新これだけですかっ！