コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: 題名未定。 ( No.26 )
日時: 2013/12/26 15:19
名前: 姫凛 (ID: jmxtpCAp)







春の月九日目




朝、起きて顔を洗って着替えて朝食を食べて家を出て畑の前、さーて今日は何をしようかな〜と考えていたらわたしはあることを思い出してしまいました…。
畑=野菜=カブ=四日目=収穫=今日九日目……

「うにゃ〝−−−−−−−!?」

枯れて…いや奇跡的に生存してるであろうカブが何処にもないのです!
あるのはまた生え始めたムカつく雑草ばかり…。また抜かないといけないのか…めんどい〜〜〜…
ってそうじゃなくて!私の大切な?カブちゃんを盗みやがった泥棒さんを取っちめてやらないと!!

「これは…チヒロ名探偵の出番ですな。フフッ」

ジャジャーン ピューン

頭脳は子供、見た目も子供…の名も〜〜〜

「迷探偵 チヒロ!」

ババーン

「ふっ、決まったぜっ」

『クスクス』

……何人か旅人さんとかに笑われたような気がしたけどそんなものわたしは気にしないのだ!
天才はみんなから疎まれる存在だと昔から相場が決まっているからな!ぐはははーーと笑いながらわたしは無駄にだたっぴろい畑をくまなく見回りしてみる。

「むむっ。これは……!」

チヒロは綺麗な石を手に入れた
…なんだただの石ころか。まぁ、一応事件現場に落ちてたもんだし証拠品としてもって行くか…

「おーし。現場の調査が終わったら、次は聞き込み調査だーー」

ビューイーンという感じが頭の中で連想しながら、あるというていでマントをなびかせながら、聞き込み調査へと向かう…。
まさかまた迷子になるとは思わなくて……。わたし、自分が情けないっす!


☆牧場地区☆

えーと…今の現在位置確認…。地図を広げるけど、あーーー地図ウザい!アレ↑見たほうが早いよっ!えっとなになに牧場地区…?
はい?牧場?わたし以外に農業やっている人いたっけ?あ、まだあいさつ回り済んでないからまだ見ぬ村人さんかな?ワクワク♪

「おぉ…この懐かしく田舎くさいこの匂いは……畑の匂いだ〜」

ってことは歩いていける範囲に牧場があるのか!おーし、聞き込み調査かねての隣のお昼ご飯だ〜〜〜ヨネスケさーん♪

☆牧場☆

『パサパサッ』

「ふぅ〜、このぐらい耕せばいいかな?」

『ダダダダダダダダーーーー…』

「?」

「隣のお昼ご飯〜〜〜!!」

「うわぁ!?チヒロちゃん!?」

「ほえ?あっラクス!?」

何も考えずに、ただお昼ご飯欲しさに…じゃなかった新たな住人さん会いに突っ走ってたら少し顔とかに泥がついて汗まみれのラクスがクワ片手に立っていた。

「どうしたの?急に…」

「え?え?いや…わたしはただ…その……」

お昼ご飯もらいに来ましたなんて言えないから口ごもってしまう。あっ、間違えたえーとえーとなんだったけ?
あ〜〜忘れちゃったー。ヤバイ…ラクスめっちゃ困った顔してる…ごまかさなきゃ…なんか適当な事言って誤魔化してお昼ご飯もらわなきゃ…。