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Re: 6年生少年少女 ~参照600突破記念~ ( No.100 )
日時: 2014/02/09 08:15
名前: 目玉ヤロウ (ID: QQsoW2Jf)



〜参照600突破記念〜

みなお「今回は皆でカラオケに行こうではないか」
サナ「はわわーっ、呼ばれちゃった…えへへっ」
リナ「サアァァァァァナちゅわわわわあぁぁぁぁ——んんんっっ!!」
コウ「…リナ、キモ……」
サナ「は、はわわわっ、コウ君…!!」
ユリ「わ、私も行かなければならないのかしら?」
コウ「…そんなに来たくないんなら、素直に断ればいいじゃん」
ユリ「……は…?テメェにそんなこと言われたくねぇですわ」
くみ「じゃあ、ユリちゃんも行くんスね?」
ユリ「……えぇ、どうせ暇ですしね」
みなお「『どうせ』…な。『どうせ』行くことになるなら『どうせ』でも『どうせ』して『どうせ』……」
ユリ「『どうせ』を乱用したかっただけですわよね?!しかも意味わかんねーよ!!…ですわっ!」
はづき「うっは、大城さん面白すぎるw」
リナ「はづ…、こーゆーのは、『アホ』って言うんだよ…」
コウ「あれ…?モブ谷とラノは————もがっ?!」
くみ「ん?ラノさんがどうかしたッスか?…っていうか、なんではづさんがコウの口封じてるんスか?!」
はづき「んー?気のせいじゃない?」
コウ「あが…っっ?!」
サナ「コウ君、大丈夫っ…?」
みなお「では、出陣じゃあーっ」
ユリ「何語?!」

〜とあるカラオケ部屋にて〜

くみ「誰から歌うッスか?」
リナ「ほーいっ!!うちっ、うちから歌う!!」
コウ「…いや、リナは歌が下手で糞クソ音痴だから、開始早々耳がイカれそうだし、却下」
リナ「…コウ、最低だね☆————じゃあお前が歌えよっっ!!」
コウ「やだー」
はづき(あ、そういえばどっちを弁護するのか考えてなかったっけ)
サナ(コウ君のお歌、聞いてみたいなぁ……っ)
みなお「高柳、一番手は岡本が歌ってくれるようだから、とりあえず落ち着け」
リナ「えっ!ユリちゃん歌えるの?!」
ユリ「はい?!私はそんなこと一言も言ってないわよ!!あとリナ、あんた失礼ね!!」
くみ「ユリちゃん、きっと大城さんはユリちゃんの心を読んだんスよ!!」
みなお「私は読心術を心得ているからな、ふっ」
ユリ「ここには正真正銘のアホしかいませんの?!」
みなお「曲は入れておいたから、ほれ、マイクだ」
ユリ「ほ、本当にスタートしちゃってるじゃんですわ?!」

〜かえるの合唱〜

ユリ「かえるのうた————っっ!!」
サナ「かえるさん、可愛いよね〜っ」
リナ「サナちゃんの方が100000000倍可愛いからっ☆」
はづき「え、ちょ、いちおくwwww」
コウ「はづき、無闇に芝生を生やすなよ…」
くみ「前奏が終わるッスよ!ユリちゃん!!」
ユリ「…か、かーえーるーのーうーたー……ってなに真面目に歌ってんだよ私!ですわっっ!!」
コウ「……まっ、マイク!マイクに入ってるから…!!」
はづき「やばいよユリさーん、工事現場状態だよ〜うるさすぎだよ〜」
くみ「……はぉっ!?私今寝てたッス!」
みなお「私の鼓膜に負荷をかけるのはやめてくれないか?」
ユリ「あんたらの鼓膜の心配なんてしたくもありませんわね!!」
みなお「草花は?天使ちゃんな草花様の心配は?」
ユリ「あの子はあんたらの中に含まれていないっつーの!!ですわっ!」
リナ「大丈夫だよ、大城っ!サナちゃん分の耳栓、準備しといたから〜!」
サナ「あっ、あれれ?リナちゃん、耳になんか入れたっ?なんにも聞こえないよぅ…?」
コウ「ちょっと待て!そこは人数分用意するところだろ?!」
リナ「は!?自分の分持ってきてないんだから、おあいこでしょっ!!」
はづき「駄目じゃん中村さーん、彼女の耳栓くらい用意しておかないとー」
コウ「おれはサナの彼氏になった覚えは無いっっ!!」
サナ(はわわ、コウ君がすごい怒ってるよぉぉっ…!)
ユリ「——って、もう曲終わってんじゃねーかですわっ?!」
みなお「岡本の歌唱力には目を見張るものがあったよ…感動したぞ、天才的に下手くそだな」
ユリ「かえるのうたで歌唱力を図られてたまるもんかですわ!」
みなお「ちなみに今の曲名、正しくは『かえるの合唱』と言うんだぞ」
ユリ「知らね————よっっ!!どうでもいいしっっ!!ですわ!!」
みなお「今、知ったところじゃないか。なうで」
くみ「……はぉっ!私今寝てたッス!」
ユリ「なう?!なうとか言っちゃう ?!あと、くみはまた寝ていたの?!」

〜次は…?〜

はづき「次、誰行く?」
リナ「うちっ!!うちが行——」
みなお「私が行こう」
リナ「……………………………………………………………………………………」
コウ(明らかな嫌がらせだぁぁぁぁぁぁああっっ?!)
はづき「じゃ、大城さんよろしく〜(黒笑み)」
くみ「おおおっ!!自分から率先して戦いに挑む…!カッコよすぎッス!!」
みなお「やっぱり?」
くみ「そしてそれを自覚してるところも引っくるめて…くーっ!かっこよすぎて痺れるッスゥゥゥ!!」
みなお「足がか?ほっとけば治るぞ」
ユリ「どこが格好いいのか意味が分かりませんし、みなおに限っては人の話をまったく聞いていないの?!」
コウ(……ここにはアホしかいないんだな、うん)
サナ「みなおちゃんは何のお歌を歌うの?」
みなお「いや、カラオケと言ったらとりあえずこれしかないだろう」

〜渋い前奏〜

ユリ・コウ「「ここで演歌かよッッ!!!!」…ですわ!!」
はづき「選曲ミスwwww」
サナ「ほぇ?『エンカ』ってどんなお歌なの?」
みなお「だが歌詞を知らないのだ」
くみ「知らない曲に挑んだんスか!?得体の知れない敵に挑んで行くなんて…!大城さんかっこよすぎッス!!」
コウ「し、知らない曲を敵に認定しちゃだめだろ!?曲に罪はないっ!」
ユリ「とりあえず作曲者様と作詞者様に謝りなさい!!」
はづき「とりあえず、中断ね」
みなお「………チッ」
はづき「どうしてそんなに心残りがありそうな顔になるの?」

〜気を取り直して〜

コウ「……次は…?」
リナ「………」
ユリ(あ…もうリナは、さすがに諦めたようね……)
くみ「おぉっ!歌う人が誰もいないんなら、私が行くッスよ!!」
サナ(くみちゃんはどんなお歌を歌うのかなぁ?)

〜4本桜〜

ユリ・コウ「「字が似てることは認めるけど!?」…ですわ!」

〜チ本桜〜

ユリ・コウ「「もういいから!!」……ですわっっ!!」
くみ「じゃっじゃーらじゃっじゃーらじゃっじゃーらじゃんじゃん♪」
ユリ・コウ「「え?そこ歌うところっ?!」………ですわぁっっ!!」
みなお「じゃっじゃーらじゃっじゃーらじゃーじゃんじゃんじゃん♪」
はづき「みなおさんまでなにやってんの?!ww」
リナ「ずんちゃかちゃかちゃかずんちゃかちゃかちゃかずんちゃかちゃかちゃかちゃーちゃららんらん♪」
サナ「なんだかすっごく楽しそうだなぁ…!」
くみ「ずんちゃかちゃかちゃかずんちゃかちゃかちゃかずんちゃかちゃかちゃかちゃららららんらん♪」

〜以下省略〜

リナ「じゃっじゃーらじゃん♪はいっ!!」
みなお「ばーんばんじゃんじゃん肺から酸素が♪光合成だよ♪CO2——すまん、歌詞忘れた」
コウ「やっぱりな!出だしからおかしいもんな!!」
ユリ「歌詞を覚えてない曲を無理に歌うのはやめなさいっっ!!曲が可哀想よ!!」
サナ「あっ、今の曲、車のしーえむで流れてたお歌かな?」
くみ「その通りッス!!良い曲ッスよ!神曲ッス!!」
はづき「ふぅ、著作権がどんどこする手前だったねー」
コウ「………おれ、こんなに突っ込んだの初めてかも………疲れた」
ユリ「…あんたに突っ込みキャラの座は譲りませんわよ、バカ村」
はづき「バカwwwwwww」
みなお「今日はもうお開きにしよう。…私の知らない歌しかないのか、この店は」
サナ「私は楽しかったよぅ?また来たいなぁ〜」
リナ「サナちゃんとなら行ってもいいなっ」

〜実はもう、3000字越えてるんだな〜

くみ「…あっ、もうそろそろ今回も潮時のようッスね!」
コウ「はづきー、出番だぞ」
みなお「みょんみょん後藤は、これを言うためだけに招集されたのか?」
はづき「いゃあ?皆の様子を傍観しているだけでも、面白いからねぇ…。自分の意思だよ★」
リナ(いつかは絶対…!)
はづき「はーいはいはい、無駄な反抗しようとしても無駄だからねー?リナ★」
くみ「はづさんは、前世が悪魔だったんスかね?」


はづき「『参照600突破記念!カラオケって楽しいよねの物語』、読んでくれてありがとうございましたーっ」



本編更新がんばろ…。シリアス展開にはならないようにしよ…。





変人物語は、なお、続く模様です。