コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

ж ( No.86 )
日時: 2014/03/12 21:41
名前: 御子柴 ◆InzVIXj7Ds (ID: qNIh9ax1)



( 木漏れ日。 1 )




 次の授業は移動教室。ニ棟の二階、多目的202へ向かう。
 いつも通り窓際の前から三番目の席に座る。と同時にチャイムが鳴った。
 先生が数秒遅れて教室へ入って来た。その数分後に遅れて数人の生徒が入ってくる。
 遅いぞ、と怒る先生を軽くあしらってダラダラと席へ座る生徒達。
 それを見ながら無意識に机の中へ手をやる。

 かさり

 何かに手が当たった。その何かを机から出す。それは小さなルーズリーフの切れ端だった。
 ゴミか、と思いながら切れ端を裏返すと文字が書かれてあった。

『お話しませんか?』




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昔挫折した長編もどき『木漏れ日。』です 笑
またちまちまと続けられたら良いなぁ……。








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