コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 垂れ流しの場開始!頻度低いと思う ( No.185 )
- 日時: 2015/03/23 16:07
- 名前: 栗おこわ (ID: DM8Mw8p7)
第109話 大広場2
「一人ひとりって…話すの?対話?」
「そうだけど…なんで?」
「なんで、って…。すっごく疲れないか、それ。しかも30人はいるんだぞ?それを一人ひとりって…本当にやろうとしてんだったら、それは… 無理、だろ」
「ええっ!!?」
朝日が勢いよく立ち上がる。動揺しているようで、落ち着きがない。まあ、いつものことじゃないかと言われたら認めるしかないが。
「だっ…」
「まて」
何か話し出そうとしたあさを、悠馬が開いた片手をあさの前に出し、遮った。
「あさが色々考えて、個人と向き合って解決するのが一番だ、と考えたのは…分かる」
朝日は、自分が先程言おうとしていたことを見通されていたの如く当てられたのに驚き、不思議そうに頷いた。
「でもさ、励ます度に、あの日のことを思い出すワケじゃん?」
「そりゃ、しょうがないだろ。その日のことを話すのに思い出さない訳がない」
と、あさは軽く言った。
「そうなんだけど…!」
そうなんだけど、違くて…!
サッ と、あの人が頭に浮かんでくる。
その人は、最近悲しそうな目をやめない。人一倍、頑張っていたクラスメイト。
「特に…音縁さんとかさ」
その名前を聞くと、あさは「ん…」と声を漏らして、視線を下に落とした。
「大体、あの人は一対一で励まされて元気になるタイプじゃないだろ!」
「うん、確かに」
ここの質問に即答だったのに笑いかけそうになったが、内頬を噛んで耐えた。
「じゃーあー!どうすればいいんだよーーーーーい!!」
あさが半ばやけっぱちの様に叫ぶ。
「お、悠馬きゅん。そんなに俺の策を否定すんなら、なんか他に策があるって事ですよねぇ?」
「悠馬きゅんはやめろ」
突っ込み終わり、はあっと息をはく。
…そして、キメ顔で
「もちろん、あ「何!!?」」
キメ所…俺のキメ所…
「それh」
「何!!!?どんなの??」
「だから、言おうとしt」
「何々!!?大人の介入だってえ!!??」
「うっせえ!!!!」
つづく
栗おこわより
垂れ流しの場
の提供です。いわゆる「あとがきなげえよコイツ。時記か!」です
亀更新でごめんなさい。体調がすぐれないものでorz
最近、春になってるはずなのに寒いね。あれれ〜?(小学生探偵K君風に)
小説のほうは、この微妙なシリアス空気から抜け出したいですね〜(早く終わらせればいい)
そうそう、悠馬くん達今年修学旅行なんですよ。栗と行き先が同じでいいんでしょうか…w(広島・京都・奈良)
おはり