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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 緋色のムジュン恋愛帳 ( No.14 )
- 日時: 2014/01/18 15:55
- 名前: 杏月 (ID: EZ3wiCAd)
「結局・・・友達できなかったなぁ・・・」
あの後、何度か話しかけるチャンスはあったのだが、なかなか勇気が
湧いてこなかった。あの少女にも全く話しかける事は出来なかった。
何かの作業をしていたのだったら、邪魔してはいけない———・・。
そんな感じで、最初の高校生活は一人で終了しそうだ・・。
(悲しい・・。もしかしたら、3年間ずっと独り・・!!??)
今まで友達がいないとやっていけなかった。それなのに、急に
独りぼっちで学校生活を送るなんて・・。
(そんなの無理だよ・・・)
一人だけでもいい。気軽に話しかけれる人が———。
(・・! そういえば、最初話しかけてくれた・・沙空君。私的には気軽に話せたなぁ。
でも、向こうが友達とか・・そんな風に思ってないかもしれない!)
小学生の自分が羨ましい。誰にでも話しかけれてて、友達も沢山つくれてて・・。
今の私には——、そんな事できない。
(今は放課後で、皆バラバラ・・・。今から図書館行っても、静かに
してないといけないし・・クラスの人がいるかどうか・・)
私は本を読むのが好きだ。それをキッカケに友達になれないだろうか。
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