コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: 緋色のムジュン恋愛帳 ( No.36 )
日時: 2014/02/23 19:23
名前: 杏月 (ID: zh8UTKy1)

「とにかく、何にもありませんから。
お風呂入ってくる!」
「はいはい」

これ以上何かを聞かれるのは嫌だったので、望架姉から逃げ出した私。
けど、お風呂に入りたかったのは事実だ。

(確かに沙空君は優しいし、良い人だよ。私に、あんな風に接してくれ
た男子なんかいなかったし・・・)

今まで出会ってきた男子は、インキャラを省くと、はっちゃけていると
いうか・・・騒がしくて・・。簡単に言えば、沙空君みたいに優しくて
明るい人は全然いなかった。

(けど・・・別にどうも思ってないし)

そう自分に言い聞かせると、心の奥底でチクリと何かが痛む感覚がした。
よく分からなかったので、あまり気にしなかった・・・。



まぁ、でも友達は出来たし、これからは楽しく過ごせそうだ。