コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: 似たもの同士は恋をする。~秘密と恋の行方~ ( No.22 )
日時: 2014/05/06 12:58
名前: ひかり (ID: g7gck1Ss)

第三章 5,「ハンブンの世界。」

「………え、?」
秋翔の右目の眼帯を見た瞬間、真由は凍りついた。
「……秋翔?……なん、で…」
声が、震えた。
「真由、はよ。」
いつもの笑顔で秋翔が言う。
「……秋翔、なん、で……眼帯してるの………?」
「ああ、喧嘩したときにちょっとな。でも、全治三週間らしいからさ。」
秋翔はさも当然かのように言う。
そしてよいつもの笑顔をまた、真由にむけた。
でも、違う。
今の秋翔の笑顔は何かが欠けている。
何かを無くしてしまったかのように。
秋翔の左目は、暗い、闇のような色。
おかしい。
「そんなに心配しなくても大丈夫だって!」
心配せずにいられない。
それに、何故面会謝絶だったの?
聞きたくても、聞けなかった。



手がかり7 真由は、病院が大の苦手らしい。



さあ、みなさん、分かりましたか?
ヒントはもうすでに。