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Re: 似たもの同士は恋をする。~秘密と恋の行方~ ( No.31 )
日時: 2015/02/15 15:28
名前: ひかり (ID: .wPT1L2r)

第五章 1,最後のテガカリ。

時は変わって、次の日の午後七時頃。
秋翔は、姉にアイスを買いに行け、とごねられ、コンビニに向かっていた。

そのときだった。



「きゃ、」

「っ!?」


反射的に、秋翔は、躓いてよろめいた女性を抱き止めた。

「あ、すいません……!」
「……大丈夫ですか。」
「おかげ様で! あぁ、もう私ったら! ………あら?」
「………どうか、しましたか?」
「あぁっ!! もしかして、野宮秋翔さん!!??」
「……そうですけど…」
女性は、制服につけていた名札を見て、思い出したようにいった。
「やっぱりっ!!! 妹がいつもお世話になっています! 」
「あ、………」



「はじめまして。城崎京香の姉の、城崎真由です」





「ぇ………………」
秋翔は、絶句した。
京香?それは誰?
目の前にいるのが、真由?




もう、わからない。















              手がかり10





 城崎 京香は、自分の本名であることを隠すために姉の名を使用していた。