コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 甘美な果実〜微かな吐息〜【短編集】【3/20更新】 ( No.108 )
- 日時: 2015/04/03 10:26
- 名前: 朔良 ◆oqxZavNTdI (ID: 2IhC5/Vi)
*詩を何編か載せてみます。
短い言葉で綴るのは難しいですが、書くのは大好きです。
「星空にお願い」
どうか、君の見えない涙がやさしさになりますように
どうか、君が誰かに縋りつける勇気を持てますように
望むのはそれだけなのです
「すーぱーびーむ」
目が合うだけで高鳴る鼓動
会話をしたら私はスーパーガールになっちゃいます
スーパーガールビームで貴方を堕として見せます
「微かな吐息」
微かな吐息が滲む夜を
思い出しながら隣にいない君を想う
“サヨナラ”
そっと目を瞑ってまだ見ぬ明日を願う
「ギルティ」
恋に堕ちることは必然で
例えそれが罪だとしても
君とだったら駄目な子になったっていい
どうせなら美しく朽ちていきたい
「そうなんでしょ?」
気取った顔で現れて、簡単に近付いてきて
私の気持ち知ってるんでしょ?
私の気持ちが嬉しくて、でも他の子も良くて
知らない振りで誤魔化すんでしょ?
でもそんな自分でも私なら想ってくれるって
確信してるんでしょ?
そうなんでしょ?
「捨てないで」
あの子に触れた手で私にも触れないで
汚らわしい
あの子に言った言葉を私にも言わないで
憎たらしい
二番目で満足する様な私じゃないのに
——私じゃないのに、どうしてこんな醜い願いを持つの
「愛しい気持ち」
そっと私を抱き締めて
恥ずかしそうに笑う貴方
“好きだよ”って伝えたら
もっとその顔を見せてくれる?
「Kiss me」
余計なものはいらないの
躊躇いも戸惑いも焦らしも求めてないの
求めるのは貴方のkissだけ
ねえ、早くして
私をはやく満たして
「タカラモノ」
宝物は輝いてるから
手放したくない
思い出は忘れられないから
余計切ない
別れは果てしないから
先が見えない
さよなら、可愛い可愛い
僕の“タカラモノ”
「ポラリス」
いつの日も一人では
泣きたい夜も帰りたい夜もある
誰にも君の声が届かなくたって
僕はいつでも君の道標になる
光り輝くポラリスのように