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Re: 俺の恋敵は憎たらしい式神だった 【参照1000!】 ( No.80 )
日時: 2016/02/22 19:05
名前: 美奈 (ID: UIQja7kt)

番外編#5
ー京汰のgood night2ー

普段通りの、何の面白みもない、隕石衝突も地球滅亡もないし妖怪変化もいない平日の帰宅後のこと。
...あ、妖怪変化はいるいる。忘れてたよ、あっぶねー。勿論、ゆ、で始まって、ま、で終わるアイツね。
...まぁとにかく、なーんのビッグニュースもない日だった。

俺がなんとなーくテレビを見ていると、何やら忙しいご様子の悠馬さんを発見。
「悠馬、どーしたー?」
『あ、あーいやぁ、ちょっと...』
歯切れ悪すぎ。怪しすぎだろ。
と、その時。あの貞子の、"きっとくる..."が一回だけ流れた。

......どこから?
『お、来た来た!』
「え、何、悠馬、お前の着メロ?!?!」
というか、悠馬が変な電子機器を持ってること自体が謎だが、それはちょっと脇においておこう。
「てゆか悠馬、お前その電子機器で何やってんだ」
『じーえぬえす、GNS、Ghost Network Service』
何それかっこいい...
「で、何の通知?」
『Norotterで、鈴木さんから連絡来たの♪』
「のろったー...何その140文字以内で呟くやつに似た、超ネーミングセンスある名前」
『Norotterは490文字だよ!死んで苦しむ、のゴロでね!で、鈴木さんから連絡来たから、これから出掛けるねー』
怖えよ...しかもそのサービスをほんとに死んだ奴が使ってるからもっと怖えよ...
「ど、どこに出掛けるんだ、もう23時だぞ」
また悠馬はしれっと答えた。

『百鬼夜行に出掛けるの♪♪♪京汰も参加する?』
「しねぇよ!!!調伏しに行ってやる」
『じゃあ、呪ってあげる☆』
「やめろやめてくれええええ」



...という、夢を見た。