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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: オカルト研究部には天使がいるっ!合作 参照2万感謝! ( No.65 )
- 日時: 2014/12/20 11:24
- 名前: 夕陽 (ID: jP/CIWxs)
18話 おじいさんの正体は?
皆行きたがったがあまり大勢で訪ねるのも迷惑がかかるので部長の翔太と副部長の綾乃、天使と悪魔で行くことになった。
「ついたね……」
翔太は緊張気味に呟く。
「おじいさん、いるかしら?」
「いるぞ。お前らの用も分かっておる」
綾乃がそういった時、おじいさんが玄関から現れた。
おじいさんという呼び名を全く感じさせないてきぱきした動きはやはり魔法を使っているのではないかと疑ってしまう。
「分かってるなら答えろ。お前は何者なんだ?」
悪魔はおじいさんの目を睨んで聞く。
しかしその視線にも動じずおじいさんは答えた。
「確かにわしはこの世と天使や悪魔が住む世界の通路がどこにあるか知っている。しかし閉めたのはわしではない」
堂々とした言葉は嘘には聞こえない。
「わしはあの世界から機械を買った。本当はいけないことだが、昔はそこまで規制がなかったからな。それで魔法を少しだが使えるようになった。しかし、強い魔法、それこそ通路を閉じるようなことはできない」
「確かに機械は人間が使う場合かなりの制限があるのだ。本来機械は魔法の補助であってそれ自体に強い魔力があるわけじゃないのだ!」
天使の言葉はおじいさんの裏づけをする言葉だった。
「じゃあ一体誰が?」
首をひねる翔太に
「きっとわしが昔呼び出した悪魔なら知っているだろう」
おじいさんは遠くを見て言う。
その目には懐かしむような、悲しいような不思議な色が宿ってた。
* * *
あとがき
最近全然更新できなくてすみません。
17話更新してから1ヶ月以上経ってしまいました……。
これからは冬休みなので少しは更新できると思います。
思います(大事なことなので二回言いました)
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