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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 夢のような未来を実現したいっ! ( No.11 )
- 日時: 2014/04/05 00:45
- 名前: みにょ (ID: k7pNoPCO)
もしかしなくても、タイムマシンはある。優葉はソファに座ったまま振り返った。
「うーん…。タイムマシンというか、タイムチップっていうのが正式な名前なんだ。」
「タイムチップ?」
聞いたことのない道具の名前に、私は首を傾げる。マシンではないのだろうか。優葉はタブレット端末をいじって、何かを見せてきた。
「それがタイムチップさ。」
画面には指につままれた白くて丸い何かが写っていた。大きさは5cm程度だろうか。想像していたドラ・モンの秘密・具とは、随分違うような…。
「小さいんだねぇ。」
小さく感想を漏らすと、優葉は最近ではもっと小さくできないかと品種改良がされていることを教えてくれた。これ以上小さくなって何の利益ぐあるのかわからないが、大人な事情というやつだろうか。
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