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Re: 夢のような未来を実現したいっ!(4月22日タイトル変えます) ( No.22 )
日時: 2014/04/17 23:20
名前: みにょ (ID: k7pNoPCO)

「兄さんは?」
優葉はそう言って、自分のパンを口にくわえた。兄さんとは、優葉なりの青の呼び名だ。
何て呼べばいいのかと、青に聞いた際に、青は目を輝かせて言った。
『じゃ、じゃあさ、兄さんって呼んでもいいぜ?!』
私はかれこれ十二年。青のことをお兄ちゃんや、兄ちゃんなどと呼んでいないからだろうか。いや、絶対そうだ。
そういうわけで、優葉は兄さんと呼ぶ。
「青は多分、ゴミ捨て。」
「…そ。」
素っ気ない。私は少しだけいらっときたが、ひとまず抑えた。
「青に用事?」
ここは積極的に行くべきだ。
「…別に。」
「…何、その態度。」

優葉はわかんないんだよ。私の気持ちなんか。私は、優葉と前みたいに仲良くなりたいだけ。なのになんで、こんなに冷たくされなきゃいけないの…?
心の奥底から、真っ黒な感情が溢れてくる。
そしてそれは、ゆっくりと風船のように膨らみ、

大きな音をたてて破裂した。