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Re: 夢のような未来を実現したいっ!(4月22日タイトル変えます) ( No.23 )
日時: 2014/04/18 22:13
名前: みにょ (ID: /..WfHud)

「何にイラついてんのか知らないけどさ、私にあたるの、やめてくんない?」
頭の中は、もうぐちゃぐちゃだった。優葉が素っ気ないのには、理由があるはず。けれど、それは私には分からない。それがどうしてもムカつく。
「別にイライラしてない。」
「そんなわけないでしょっ…!私に言えない事なの?!」
机を叩いて立ち上がる。お皿がカシャンと音をたてた。優葉は通常通りパンにかぶりつくだけだ。
「何よ。守ってくれるんじゃなかったの?あの時は途中で終わったけど、あんた、千咲って子のこと私に話してないじゃん。」
優葉の目が見開かれる。耳もピンとたち、動揺の色が伺えた。
しめた。私がそう思ってしまったから、いけなかったのかもしれない。
「リーダーとか千咲とか、意味わかんないよ。ちゃんと話して。」
「なんで。」
「なんでも。」
「なんで話さなきゃいけないんだよ!」
優葉も同じように立ち上がる。身長の差から、優葉の瞳がしっかり見えた。怒りに染まった瞳。私は敵意を剥き出しにされたことと、話してくれないことと、自分が優葉のことを理解できていないことに今までにないくらいに怒りを覚えた。
「私達、家族だよ?!わけわかんないまま素っ気ない返事されて怒らない方がおかしいって言ってんの!!」
家族。
「別に…!素っ気ない返事とかしてない!家族だからって全部話さなきゃいけないの?!」
家族。
家族…?

じゃあ、優葉は私達の家族だよーーーーーーー










「そうかもしれないね…!!!!











だって私達、血も繋がって無い偽物で生まれた時代も違う他人だもんね!!!!!」

瞬間、子供特有の罪悪感に襲われた。