コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: 〜未来へ幸せを〜どうかこの夢を終わらせないで ( No.60 )
日時: 2014/05/03 18:33
名前: みにょ (ID: 3HjnwYLE)

「っていうわけなんだよ!」
秘密だからって、誰にも言わないわけじゃない。
情報を得るには、誰かの話は必要不可欠だからだ。今回はたまたまそれが遥だったっていうだけの話。
遥は図書委員なため、休み時間である今は図書室の本を整理していた。仕事の手伝いをするかわりに話を聞いてやる。それが条件で。
「まぁ、いいんじゃない?優葉君も喜ぶでしょ。」
遥はクスリと笑う。さすがわ学校一の美少女。笑顔が眩しい。
「でしょっ?ハルならわかってくれると思ったよ!」
あながち嘘ではなかった。遥なら協力してくれると思ってこその相談だし、他の人には未来について話すことはできない。
「はい、これ。」
「ふぇ?」
唐突に渡された、一冊の本。