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Re: 短・中編集(参照400突破感謝!) ( No.64 )
日時: 2014/09/08 23:37
名前: 夕陽 (ID: KVjZMmLu)

昼寝

 すごく眠い。
 ありえないくらい眠い。
 信じられないくらい眠い。

 だから私は、昼寝をすることにした。

「昼寝中、静かに」

 そう自分の部屋の前に紙を貼っておく。
 これで静かに眠れるだろう。
 私はベッドに寝転がった。

 そして夢の世界に入ろうとしたその時、

——弟が騒いでいる声が聞こえてきた。

 全くもう! うるさくて眠れないじゃないか!

「うるさいよ!」

 怒鳴ると家は静かになった。
 そしてまた眠りにつこうとしたとき、

——今度はお姉ちゃんの部屋から歓声が聞こえてきた。

 友達がきてたのでゲームで盛り上がっているのだろうか?
 でもうるさい。

「お姉ちゃんボリューム下げて!」

 その言葉で私の部屋に声が届く事はなくなった。

 そして今度こそと布団にもぐる。
 しかし私はあることに気付いてしまった。

「宿題やってなかったーーーーー!」

 結局私はいつもの時間まで起きていることになった。