コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: 私が辞書を貸す理由。【第一期*END*】 ( No.64 )
日時: 2014/10/05 21:29
名前: チィク (ID: as61U3WB)

【赤ずきんちゃん】

昔々、あるところに面倒くさい事が大嫌いなちひろずきんちゃんが住んでいました。

ある日、萌黄ママがちひろずきんちゃんに言いました。
「おぐ…じゃなくてちひろずきんちゃん。えーと。なんだっけ?セリフ忘れたんでカンペ出してよ。カンペ。」

「ババアんところにお見舞いでしょ?面倒くさい、萌黄が行きゃいいじゃん。」
ちひろずきんちゃんは言いました。

「でも、ちひろずきんちゃんがお見舞いいってくれないと話止まったままなんだけどー」
「面倒くさい事はやらない主義なんでー」
「おぐちびー!このシーンが進まないこと自体が面倒くさいのよ」

ちひろずきんちゃんと萌黄ママのおとぎ話からずれた争いが始まってしまいました。

「ちひろずきんー来るの遅いぞ」
そこへ、佑真オオカミがやってきました。
「あれ、佑真いつからそんなコスプレしてたの」
「ふぉ…!青木君カッコいい…」

「コスプレじゃないし、オオカミはかっこよくない。」
佑真オオカミは言いましたが、ちひろずきんちゃんと萌黄ママのせいで時間がロスしてしまったので
佑真オオカミのシーンはカットされてしまいました。

『次のシーン!おばあさんの家の前から』
カンペを呼んだちひろずきんちゃんはおばあさんの家をノックしました。

「はーい」
中からはおばあさんの声ではなく、

「お、来たな」
爽やかな東先輩の声が聞こえてきました。

面倒くさい面倒くさいと嘆いていたちひろずきんちゃんも東先輩のおかげで癒されました。

とさ。

おーしーまい。(半ば強引に終了)