コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: 私が辞書を貸す理由。【おとぎ話編】 ( No.65 )
日時: 2014/10/04 22:31
名前: チィク (ID: as61U3WB)

【東先輩×萌黄だったら】

だるーい月曜日の朝です。
のそのそと歩いている女子高生がいました。

萌黄です。いつからハマったのかBL漫画を読みながら
ブツブツ言っています。他人からみると怖いです。

そこへ東先輩が爽やかに走ってきました。
…まではいいのですが、運悪く柄の悪そうな男の人とぶつかってしまいました。
二人して地面倒れこみます。

ドスン、という音が聞こえて萌黄が振り返った時には東先輩が男の人に床ドンしている状態でした。

「ふぉぉぉ!爽やか男子攻め柄悪男受け!これぞまさに究極のボーイズラブぅぅぅ」
萌黄は鼻血を出してしまいました。


「いや、そういうわけじゃないんだよ!たまたまぶつかっただけだ!」
東先輩は必死で訴えました。が。

「イケメンに床ドンされるなんてあたし、ついてるわあっ!」
なんと柄悪そうな男の人はなんと中身は女でした。

「うおぉおネエだったんだぁ!でもそれもいい!」
「うふふん イケメンくん今度お茶しない?」
「違うんです!誤解です!なんにもありません!!」

通りかかる人たちの冷たい視線から逃れようと必死で話す東先輩でありましたとさ。