PR
コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 私が辞書を貸す理由。【…だったらシリーズ編】 ( No.66 )
- 日時: 2014/10/05 15:47
- 名前: チィク (ID: as61U3WB)
【佑真×千尋だったら】
萌黄たちが道で通行人に冷たい目で見られてるその頃、教室でちひろと佑真の熱愛報道が報じられていました。
「だからあーそういう関係じゃないってば!」
「でも見たのよ!キスしてたじゃないの!」
「キスゥ?そんなのしたことねぇよ」
「青木くん、恋人なんか一生つくんないと思ってた…
悲しいわー!」
佑真がちひろと付き合い始めたということで盛り上がってる中、
噂されている張本人のちひろは面倒臭そうに机に突っ伏していました。
「おぐちびはどーなの?キスしてたでしょ?」
女子軍の一人が聞くと、ちひろはバッと立ちあがった。
「キスしてない顔についてたまつ毛をとっただけ変な噂立てないで!!」
女子軍はちひろの逆ギレに大人しくなりました。
「…そうよね。男嫌いなおぐちびがいくら幼馴染の青木くんだからってキスするわけないよねー」
「あぁー騒いだだけ損したー」
これで騒ぎは収まりました。
ちひろはそっと佑真に耳打ちをしました。
「今度は誰にも見つからないところでね」
と。
完
PR