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Re: お姫様が恋愛しちゃいけないルールなんてありませんっ! ( No.15 )
日時: 2014/06/06 21:01
名前: もこもこ(・v・)/ (ID: K79nUGBS)

再び部屋に戻った雨揺は紫亜や泰を追い出し、李雨と遊んでいた。

「…はあっ…。私、やっぱりこれでいいかも」

李雨を撫でながらいう。

「お城で皆と遊んだり、優とあそんだり」

返事はない。当たり前だ。

私は馬鹿だ。

「いいよね?これで____あ!」

「ピヨヨヨヨヨヨヨヨヨヨ!」

ザッ…

とたん、李雨は雨揺の声に反応したのか、
部屋をとびまわった。

「李…雨!李雨ってば!」

捕まえようとするが、李雨は上手く雨揺の手をすり抜け逃げ惑う。

「雨揺さまー?どうか致しましたか?」

…超悪いタイミング。

李雨は待っていたかのように、紫亜が開けた僅かなドアの隙間から逃げ出した。

「あ!李雨っ!待って…待ってってば!」

雨揺はハテナマークがある紫亜の横を通り抜け、里羽を追いかけた。