コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: お姫様が恋愛しちゃいけないルールなんてありませんっ! ( No.37 )
日時: 2014/07/09 19:12
名前: もこもこ (ID: K79nUGBS)

「雨揺さま___」

「唯…大丈夫…?」

「はい、私は大丈夫です…昨日、雨揺さまのおかげで」

「そう、良かった…」

「それより、鈴の件ですが」

___鈴。考えると気持ちが紐のように絡まる。

「あいつが好きですか?」

____。分からない。鈴は好きだが、それが恋愛感情なのか…。

「分かんないの。今の私は」

でも___さっきの想いは、感情は、本当…。

「そうですか。じゃあ、忘れられますか?」

「忘…れる?なんで…?」

「雨揺さまの__身のためです」

「私の___ため?」

何故、鈴の事を忘れるのが、自分のためになるのだろうか…。

「何故__?」

「申し上げられません」

「唯___」

「すみません」

「あの〜雨揺様?主様がお待ちでございますよ?」

紫亜のか細い声がきこえ、雨揺は我に返った。

「…!お父様が…?今すぐ行く…と伝えて」

何か起こるのではないか、そんな気がした。