PR
コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: お姫様が恋愛しちゃいけないルールなんてありませんっ! ( No.91 )
- 日時: 2014/08/20 22:18
- 名前: もこもこ (ID: K79nUGBS)
参照が500になりました!!
ありがとうございます!!
というわけで…夏のうちにやりたかった番外編をやります!
まだ登場していない、碧さんが出てきますよー?
碧さんのことを少し紹介する番外編です!!
テーマ 祭典
「…うわぁ…すっご…」
雨揺は溜息を溢した。
「よかった…」
隣にいるのは鈴。
(雨揺さんは鈴さんに再開していないのですが…今は再開したということで!!
「今日の着物は一段と綺麗で、似合ってるよ、雨揺」
「そ…そう、かな」
「うん…」
鈴は優しく微笑んだ。
「こっち…」
人混みを掻き分ける鈴。
早足で歩かないと、すぐ見失ってしまいそう。
「うぐっ…鈴…」
人混みに押されて、雨揺は端に押し出されてしまう。
鈴の姿が見えない。
「すず…ぅ」
涙が出そうだ。
迷子になってしまっ___
「雨揺、こっちだよ…」
雨揺の華奢な手を引っ張ったのは鈴の白くて綺麗な手だった。
「わあっ…」
勢いのあまり転んでしまった雨揺に鈴の手が差し出される。
「どうぞ。お姫様」
「ありがとう。鈴」
鈴の手に自分の手を重ねると、いつもつけているブレスレットが音を鳴らした。
「あ…付けてくれてたんだ」
「いつも」
にこっと笑い、着物についた砂を払う。
「嬉しいよ。じゃあ、今日は…」
「え…」
「もっと特別なことしてあげるから」
PR